【小説家になろう】かなりオススメ!狂気を帯びたダークファンタジー【七沢またり】

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なろう作品を読んでいる中でお気に入りの作者を見つけることができるとかなり嬉しくなります。

というのも好きな作者ができれば、他の作品も同じくらい読みやすかったり世界観が似ていたりと複数作品楽しめます。

今回は以下特徴のある内容の小説が多い『七沢またり』著作品を紹介します。

  • 主人公が1つの目標を持ってる
  • ダークファンタジー
  • 容赦が無い女の子が主人公
  • 主人公が最強or特殊な力あり
  • 短時間で読める
  • 狂気を帯びた主人公

全体的にキャラクターの口が悪く、敵にも味方にも容赦がない主人公が作品の雰囲気と合わさってかなり癖になります。

すべての作品で残酷な描写が含まれているので苦手な人は注意です。

この記事を書いた人
ノワ
  • 読んだなろう系は500冊以上
  • なろう歴10年以上
  • 暇があればなろう小説を読んでる
  • 異世界の世界観が大好き

小説やなろう系に関するいろいろを紹介しています。

目次

死神を食べた少女

腹ペコ少女「シェラ」の戦記物。

シェラの目的はおいしい食べ物を食べること

貧しい村に住んでいた主人公のシェラが襲ってきた兵士(死神)を食べたことで死神のような力をゲットする。
偉くなればおいしい食べ物が食べられると考えて王国軍の兵士になります

作品の特徴をまとめるとこんな感じ!

  • 戦記物
  • 魔法ほぼ無し(シェラは完全物理)
  • 主人公最強
  • 大鎌が武器
  • 軍で戦う

シェラと一緒に戦う兵士たちがシェラに魅せられていくところにゾクゾクしてきます。

ノワ

兵士たちと一緒に戦ってこそ戦記物!

この作品は上下巻と2冊で読むことができます。
上下巻ということで、無駄にたくさんのキャラクターが出てこなかったり、余計なイベントが挟まっていないので終始集中して読めます。

短時間で読むことができる作品を探している人にもオススメです。

あらすじ

貧しい村に生まれた少女・シェラは、自分を襲う解放軍兵士の後ろに「美味しそうな」死神を見る。死神の鎌が振り下ろされるより早く、シェラは死神をたいらげた。そして、彼女は王国軍の兵士となる。大きな鎌を手に憎き帝国軍を倒すため、美味しい食事にありつくため――。

引用: Amazon

この作品のココが良い

この作品の良いところを簡単にまとめます。

雰囲気

全体的に暗い雰囲気となっており、戦争をしているということを実感できます。

明るく楽しいところは一切なく、殺伐とどんよりした感じからシェラや隊員達は無事生き残ることができるのかドキドキしながら見ることができます。

シェラは死神のごとく強いですが、安心できないところが良い。

キャラクター

キャラクターも魅力的です。

シェラ

シェラは大鎌を使って戦います。

ノワ

死神といえば大鎌だよね

敵でも助けてあげる主人公が多い中、シェラは敵にも味方にも容赦しないといったところに好感が持てます。
容赦のない感じから死神感が強くなっていて良いです。

味方の兵士たち

最初は少なかった味方の兵士たちですが、シェラの階級が上がっていくにつれて増えていきます。
そんな兵士たちがシェラの強さに魅了されることで無敵の軍団になっていくのはワクワクします。

火輪を抱いた少女

特別な施設で訓練を受けていたノエルの戦記物。

ノエルの目的は幸せになること

不幸になるのは「戦いに負けた時」という考えの元、勝って幸せになるために兵士に志願します。

作品の特徴をまとめるとこんな感じ!

  • 戦記物
  • 魔法要素少なめ
  • 強くて頭も良い主人公
  • 暗すぎない雰囲気

ストーリー自体は戦記物ということで殺伐としていますが、主人公が明るいこともあってそこまで暗くありません
普通のファンタジーを読むことが多い人にもオススメです。

この作品は全部で3巻です。
長すぎず短すぎずといったところで読みやすいです。

あらすじ

実験番号13番。そう呼ばれて、特別な教育を受けて施設で育った赤毛の少女。施設から出、ノエルという名を得た少女の夢は“幸せになりたい”ただそれだけ。後継者争いに荒れるコインブラ軍の兵士となると、人間離れした力と才覚で、少女はすぐにその頭角をあらわした。獰猛で冷酷で無邪気。黒き二又槍から炎を迸らせ、赤毛の少女が敗色濃厚な戦線を圧倒する!!

引用: Amazon

この作品のココが良い

この作品の良いところは殺伐としつつ明るい雰囲気であるところです。

ノエルの戦う目的が「幸せになること」ということもあり、ノエル本人がかなりポジティブで明るいです。
不利な状況になった時でも笑っているノエルには好感が持てます。

また、そんなノエルに惹かれることで増えてくる仲間たちも特徴があります。

勇者、或いは化け物と呼ばれた少女

魔王を倒した後の世界のダンジョン物。

勇者の目的は魔物をすべて殺し滅ぼすこと

魔王を倒した後に化け物と言われて封印ていた勇者。
魔王はいないけどダンジョンにはまだまだ魔物がいるということで解放された勇者が魔物を殺し始めます。

作品の特徴をまとめるとこんな感じ!

  • ダンジョン物
  • 魔法あり
  • 主人公は強いけど無双感なし
  • 仲間と一緒に冒険

ダンジョン物の作品はよく見かけますが、本作は明るい部分がほぼ無く殺伐としています。

そんな世界観で魔物には容赦しない主人公はかなり魅力的です。
そんな勇者と行動をともにする仲間も性格が強烈だったり攻撃方法が物騒だったり特徴があるのもポイント。

本作は上下巻となっていてかなり読みやすいです。
こちらも余計なイベントが無いので最後まで楽しく読めてオススメです。

あらすじ

かつて少女は“勇者”と呼ばれ、賞賛された。そして“化け物”と呼ばれ、恐怖された。魔物を殲滅させるまで、少女の足は止まらない。殺して殺して殺し尽くす――それが、勇者の宿命。過去を失い、新たな仲間を得ても、少女の目は魔物を追い続ける。理由は、ただひとつ。「私は、勇者だから」。

引用:Amazon

この作品のココが良い

先に紹介した作品と比べると、舞台がダンジョンということでファンタジー感が強くなっています
勇者が主人公ということもあり、魔法も登場します。

そんなダンジョン作品で殺伐としている感じが他作品にはない感じで好きです。

勇者の「魔物はすべて殺す」というところもぶれないところが良いです。

極星から零れた少女

奇妙な玉を触ったことで記憶が混ざりあったステラの

ステラの目標は寿命を全うすること

寿命を全うするために、奴隷を買ったりお店を経営したりします。

ノワ

スローライフもの?

と思いそうですが、こちらも殺伐としています。

作品の特徴をまとめるとこんな感じ!

  • 戦闘ほぼ無し
  • 主人公は不思議な力を持ってるけど弱い
  • 敵は街のマフィア達
  • 奴隷要素あり

主人公は不思議な玉を持っていますが、ステラ本人はあまり強くありません。
むしろすぐに死にそうな状態。

すぐに死にそうな状態だからこそ、寿命まで生きようとします。

本作は現在書籍化されていないため、小説家になろうでしか読むことができません。
ステータス上は連載中となっていますが、ストーリー的には切りが良いところで終わっているので打ち切り感はありません。

興味がある方は小説家になろうから読んでみてください!

なろう作品を読みやすいアプリをこちらで紹介しています。

あらすじ

何か鋭いものに突かれる痛みで少女は感覚を取り戻した。粘りつく汚泥のような暗闇。その閉じた世界に一筋の赤い光が差し込んだとき、少女はようやく目を覚ました。赤い奇妙な鳥から紫色の球体を渡されたとき、少女の中で二つの記憶が混ざり合う。

少女の目標は、六十年と予測している寿命を全うする事です。でも充実した日々を送りたいのでいろいろと首を突っ込みます。貧弱なので身体も鍛えなければいけません。生き急ぎ系少女が強くたくましく騒がしく生きていく物語です。

引用: 小説家になろう

この作品のココが良い

主人公ステラは弱いですが、不思議な玉の力が強いのでそれを使ってマフィアと交渉していきます。

「大変ねぇ、お兄さん。それはね、貴方の生命力とかを吸い取っているのよ。早く手放さないと、寿命がどんどん縮まっていっちゃうわ」

引用:小説家になろう

この話し方が癖になります。(見た目は10歳)

また、ステラは快適に生活するために奴隷を買ったり店を開いたりとスローライフ感があるのも他作品と違う気分で読めます。

まとめ

今回紹介した『七沢またり』作の4作品はどれも以下のような特徴があります。

  • ダークファンタジー
  • 短時間で読める
  • 女性主人公

どれか一つの作品を読んでみて、面白いと感じられれば他作品も同じ様に楽しめるのでぜひ読んでみてください!

同作者の新作が連載再開されました。
読んでみた感想をこちらで紹介しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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